「おこだでませんように」小学館

推薦図書 VOL.1

子どもへのガミガミ対応をリセットしたい方、子どもの心を理解したいにオススメの1冊 

                               推薦文:佐藤由美

 

「おこだでませんように」
 くすのき しげのり・作  石井聖岳・絵   小学館発行

 

 「ぼくはいつもおこられる。いえでもがっこうでもおこられる」。
 こうつぶやくのは、いつも怒られてばかりいる小学生の男の子。
彼の心の声に、大人がいかに子どもの気もちを無視して、表面だけ見て怒っているのか気、づかされます。
  七夕の短冊に「おこだでませんように」と願いを書いた男の子。
「良い子だね」って言われたい子どもの気もちが痛いほど伝わり、胸がいっぱいになって何度読んでもホロリ。

 読んだ後に「いつも怒ってばかりでごめんね」と、子どもが愛おしくなりギュッと抱きしめたくなりますよ。
 少し立ち止まって、日頃の子どもへのガミガミ対応をリセットしたい方、子どもの心を理解したいにオススメの1冊です。

 

 

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